買取実績 アンティーク懐中時計 WALTHAM ウォルサム他 お買取りさせて頂きました【浜松美術骨董買取センター】 買取実績 アンティーク懐中時計 WALTHAM ウォルサム他 お買取りさせて頂きました【浜松美術骨董買取センター】

買取実績 アンティーク懐中時計 WALTHAM ウォルサム他 お買取りさせて頂きました【浜松美術骨董買取センター】

アンティーク品

買取日:2023/06/09

買取実績 アンティーク懐中時計 WALTHAM ...

買取価格¥10,000円

本日はアンティークな懐中時計をお買取りさせて頂きました。

かつて、懐中時計は男性のもの、腕時計は女性のものという時代がありました。
今でこそ信じられませんが、かつては腕時計は華美で繊細で女性の持つ装飾品と考えられていた時代があったのです。

対照的に懐中時計はその構造上大きく重く、しかしながら所有する喜びを満たし、優れた彫金によって彩られたものもありました。

時代が変わったのは第一次世界大戦でした。
それまでの牧歌的な会戦ではなく、戦争がシステムとして一個人にまで歯車になるよう求められた戦争でした。
複雑な鉄道網による軍団単位の輸送や、戦闘開始や移動に掛かる時間を瞬時に見極めるためには、フロックコートから取り出す大きく重い懐中時計ではその任を果たせませんでした。
ここに個人が時間を知る必要性に迫られる、という時代が幕を開けます。

そこで現代における懐中時計の意義とは、まだ個人が時間を優雅に謳歌していた時代の残滓と見ることもできます。
そんな時代に作られた懐中時計は、どこか泰然とした佇まいを持っています。
余裕とも言えます。

もちろん製品としての懐中時計ですので、全てが全て銀製で彫金が入っていて高い価値を持つものばかりではありません。
普通の市井で普通に使われる実用時計としての意味合いの方が本来は強いです。

それでも懐中時計を見るとノスタルジックな気分になるのは、その物が持つ時代性、今も昔も同じ24時間ですが、その時間を悠然と過ごしてきたと思われる形と機能ではないでしょうか。

当店ではクラシックな懐中時計もお買取りさせて頂いております。

電話:053-596-3677

ご予約は不要です。
お気軽にご来店ください。査定も無料で行っております。

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